なぜ取り戻せないお金を取り戻そうとするのか(住友金属鉱山から学ぶ行動経済学)
こんにちは
さて、3月に入り、また最低のトレードをしてしまいました
ブログのために、わざと負けているのではと思うくらい。
ただ、このトレードを通して、行動経済学が学べますので、どうぞお読みください
トレードしたのは「住友金属鉱山」
金、銅、ニッケルを扱う非鉄金属の大手企業
ウクライナ情勢の緊迫化を受け、非鉄株が注目を集めている状況
買った理由は、割愛しますがが、
日は、朝から株価が上がるのを期待してやる気満々で買いました
しかし、その日は朝から下げ基調。
数分経っても、上昇する気配は無く、下げっぱなし。
「うんうん、そろそろ反発するだろう」という甘い考えは、時すでに遅し。
「ロシアが欧州最大の原発を制圧した」という報道が出たのに気づかず
私は、脇に汗をかきながら、ただ下がるのを傍観していました
気づいたときにはもう遅く、泣く泣く、約-20,000円で損切り。
ここで、止めていれば、傷は浅く済んだのに。
そう、この負け分をを取り返してやろうと思い、また買いました
【3月4日:3分足チャート】
この心理効果のことを行動経済学では、「サンクコスト効果」と言います。
サンクコスト(埋没費用)とは、既に投入して回収できない費用のこと。
サンクコスト効果には、投資したお金、労力、時間を「もったいない」と考え、損することが分かっていてもやめられない心理があります。
例えば、
ギャンブルでかなり負けているにも関わらず、取り戻そうと思って止められない
国レベルの話しだと、マイナンバーカードとか・・・
結果は、何回かトレードをしたのですが、トータルでは負けました
やるんじゃなかった・・・(サンクコスト効果でこうなります)
4日の日経平均は、終わってみたら、「25,985.47円」
一時「25,774.28」を付けるくらいの荒れ模様。
そんなことになることすら予想だにせず、鴨ネギでデイトレしたのが最大の敗因です